キャンペーン最終話「ゆうやけこやけ」

全六回のキャンペーンの最終話。400年を遡った話も、ついに終わり。

いままでの話を踏まえつつ、第一回へと時間が戻り、祐太達に出た「一名町の郷土史を調べる」という宿題を完成させるもの。

ルル(猫、♀)

PLはお犬様先輩。おなじみ、一名町に住む黒猫のへんげ。

400年前に、この地に渡ってきてから、すっかり居ついている最古参の一人。しかし、やはり猫の本能には、抗いがたきものが……。とりあえず、祐太たちの課題を《びりびり》しなかったので一安心。

雪音(狐、♀)

PLはyakusi先輩。おなじみ、一名町を見守る白狐のへんげ。

400年の時を経て、一番大人っぽくなったのはこのキャラかな。何と、第五話の後、帰ってきた正太と結ばれ、実は祐太の祖母だったという衝撃の事実が……

ぱだ(狸、♀)

PLはチャッピー君。おなじみ、一名町を徘徊する狸のへんげ。

空腹キャラの名を欲しい侭にしていた彼女だったが、最近はそんなこともないのか。いい時代になったものだ。今回、ついに人間の姿に……!

チェスター(兎、♂)

PLは鶏君。おなじみ、一名町を駆ける兎のへんげ。

前回より、町役場で働いていた彼だったが、何とこの時代では町長に。へんげがどうやって公務員になれるのかという野暮はなし。偉い人(?)なのだ。

すず(鳥、♀)

PLはます君。ひさしぶり、一名町を飛ぶ雀のへんげ。

天然キャラで常に周りをほんわかさせる良い子です。しかし、風呂場で堂々と男湯に入ってくるのは天然過ぎるぞ。だが、それがいい


  • 最終話は、これといったシナリオの流れはありません。始終、過去を振り返りつつ、祐太たちと共に一名町の昔話を語るというもの。
  • 400年前の一名町の発祥に始まり、呉公姫が大暴れする事件、華族の令嬢が紛れ込んだ話、戦争に行った若者のこと、ダム騒動など、一名町の歴史を語ってゆくへんげ達。
  • 一名町に長い歴史があることを知り、それをもとに大きな紙の上に一名町の郷土史をまとめていく祐太たち。そこには、へんげ達や一名町の町の人々が受け継いできた歴史が詰まっている。
  • 最後に夕焼け空をバックに、へんげ達が一人、また一人と帰っていき、キャンペーン終了。

最終話は、もとから総集編みたいな感じにしようと思っていたので軽めに。ものすごく、速く終わりました。

長かった「ゆうやけこやけ」キャンペーンもこれにて終了。いやー、初の試みでしたが、意外とどうにかなるものです。PLも結構TRPG年季の入った方が多かったおかげで、すんなりと回せた感がありましたし。語り手としてはとても満足のいくキャンペーンでした。

そして、このキャンペーンを通じて出た結論が一つ。



ゆうやけこやけ」はキャンペーンに向かない。


……今更、それはないじゃないですか!!