ピルグリム・イェーガー 6巻(ネタバレ)
- 作者: 冲方丁,伊藤真美
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2006/11/27
- メディア: コミック
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ルネサンス後期のイタリアを舞台にした異能ファンタジー。ブレカナの参考文献にもあるとおり、中世ファンタジーTRPGをプレイする上でのよい刺激になります。
今回で第一部・了という感じ。1巻のオープニングにようやく話が追いつきましたね。7巻以降は、第二部という感じで、いよいよ大罪者の連中とローマが、アデールを巻き込みつつ話を大きく膨らませる……という流れかな。しかし、話の進みが遅いからなぁ。完結するのにさらに何年かかるやら。
それはそれとして、この話、本当にブレカナのいい刺激になります。とうとう砕けてしまった銀貨として、カーリンが孔雀の手に堕ちてしまうわけですが、ここまでのカーリンの苦悩はすごいなぁ。人が殺戮者に落ちるまでに、これだけ壮大な経緯で描けたらすごいだろうな。……まあ、キャンペーンでもないと無理か。
それはそれとして、孔雀様エロいぜ。GoBキャンペーンで、ルートヴィッヒがスフィー*1を誘惑するときに頑張ったけど、それ以上のエロさだ。まだまだ、精進がたりない(ヲ
そして、その誘惑を恥らいつつ受け入れるカーリンのPLは、悪いPLだと思った。気持ちは、ものすごくよくわかるけどね。
まあ、これ一冊で、随分よい勉強になります。次巻にも大いに期待しつつ、さてこのネタを、どうして生かそうか?
*1:yakusi先輩のPC