復讐の刃(三日目・午前)

二日目の午前と同様、ブレカナ3rd卓に突入。エピックプレイでもいいですよ、というGMの計らいにより、前から作りたかったキャラを作成。

カミュ(エフェクトス=アダマス=アングルス、1049生、♂)

以前、cielx先輩のアクト「雷神の系譜」に参加したキャラの転生体。前世のキャラのイメージ優先で思うままアルカナを選択し、嫌な予想通りに能力値がまんまるになる。最高能力値12は前線系としては、やはりキツイですな。判定値のせいであんまり将来性も見えないし、ガチ戦闘では運転が難しそう。

使徒エフェクトスの行使した原初の元力を操る”雷神の右腕”を持った青年騎士。ハイデルランドを放浪し、人々の様々な葛藤に共感しつつ、自分の心に正直に生きている。お人よしで、おせっかい。相手が殺戮者でも、とりあえず説得から入るという詰みっぷり。騎士にもかかわらず、帯剣をしていない。小柄な身体に不釣合いなタワーシールドを背負い、逃れられぬ戦いを決意したときのみ右腕を解放し雷の槍を操る。



シナリオは西方暦1070年の神聖バルヴィエステ帝国領の街、エイシアでの話。

次々と街の騎士が殺される連続殺人事件が発生。それに対し、様々な動機で関わってゆく刻まれし者たち。PCの中に、カミュの前世キャラと「雷神の系譜」で同席したフィニス魔術師*1がいたのがちょっと嬉しかったです。

殺人事件の容疑者を追う内に、この街でかつて起こった凄惨な事件が姿を現す。事件を引き起こしていたのは、あるウルフェンの少女レリア*2。幼い頃、両親が領主や騎士たちに迫害を受け残虐に殺されたらしい。その復讐のため、生き残った少女が彼らに復讐をしていたというのが顛末。

この辺は、真教の持つ倫理観が肝になっていた。旧派には、「ウルフェン=悪」という観念があるため、領主の行いは法的には何の問題もなく倫理的には正しい、ということ。神聖バルヴィエステ帝国において、彼らの行為は激しく正当なものなのだが、それに対してPCがどう出るかという感じでしょうか。こういう問いかけは自分のキャラ性を出すチャンスでもあるので、とても好きです。ちなみに領主はどうしようもなく殺戮者だったので、大方の予想通り彼女を助けて領主を倒すという方向でファイナルアンサー。その前に、カミュは彼が殺戮者だと知りつつも、説得に赴く。この方が、カミュっぽいかな*3、と思ってお人よし丸出しの演出をしてみました。

結局、流れ通り説得は失敗して*4、クライマックスへ。レリアの奇跡支援もあったが、その上でバランスを取ったという敵方の聖痕は実に14個。激しい実弾の応酬の末、逆位置の鎖に見舞われたカミュとmugen君のPC1が、揃ってDP-26という素敵な値で[聖痕の解放]に突入*5。アクト終了後、他の卓の人にこの事を話したら「何をした?!」と聞かれた。「何もしてねぇ!」としか、答えられないのだが……まあ、運が悪かったですね。


といったところで、ブレカナ満喫。非常に楽しかったです。

また、使いたいなー、このキャラ。

*1:yakusi先輩の持ちキャラ。ちなみにGoBキャンペーンにも参加予定

*2:刻まれし者

*3:転生前のキャラが、すごい勢いでアングルスだったので

*4:成功しても困るわけだが

*5:結局、ダイス3個増やして全快