BLADE of ARCANA 3rd

「堕ちた翼」


†アクトトレーラー†



時は西方暦1060年。

それは知られざる小さき物語。

翼を捥がれた白き乙女が、

地上で見つけた、たった一つの想い。


ブレイド・オブ・アルカナ

「堕ちた翼」


これは、壮大な英雄譚ではない。

けれど、どうか聞いて欲しいのだ。

この悲しい恋物語が、風と共に朽ち果てる前に

穢れてもなお、自らの宿命に逆らい、

一人の男を想った……哀れな白鳥の物語を。



†シナリオハンドアウト

PC①用ハンドアウト

因縁:○慕情/ファナ

片田舎の村、リムクォート。キミが旅の途中に立ち寄った所は何も無い村だったが、村はずれにある美しい湖にキミは道中の安らぎを得た。そこで見かけた一人の少女。白い衣を纏った儚げな佇まいに、キミはどこか、心を惹かれた。キミは、しばらくこの村にとどまり、彼女との逢瀬を重ねるようになった。

PC②用ハンドアウト

因縁:○幼子/ファナ

鳥人であるキミの妹ファナは、いわゆる落ちこぼれだった。キミは周囲の冷たい視線から彼女を守り、そして彼女も優しいキミを慕っていた。しかし、ある日、彼女が他の姉妹により追放されたことをキミは耳にした。どうしても彼女が心配になったキミは、父の城から密かに魔印を持ち出し、地上へと降りた。

PC③用ハンドアウト

因縁:○強敵/ランゼバッハ

ランゼバッハはキミにとって数少ない“強敵”と言える人間の一人だ。その荒々しく破壊的な剛斧は戦場の脅威とされ、キミも幾度か刃を合わせたが、いまだに決着は付いていない。そんなある日、キミは旅の途中で、ランゼバッハが近くの村にいるという噂を耳にした。キミは、それを確かめるため、リムクォートへと足を向けた。


※特記事項&特殊ルール


・PC②枠は、フルキフェル(白鳥人)として通常通りデータを作成。ただし、このキャラは闇の眷属であり、聖痕を持たない。キャラクターシートの奇跡の欄は空白とし、共振も存在しない。

・PC②の白鳥人は、プレアクトで《アーグリフの花押》および、任意の魔印を3つ取得できる(《真の死の印》を除く)。レコードシートの奇跡の欄には、任意で取得した3つの魔印を記すこと。

・PC②の白鳥人は、”刻まれし者”ではない。[聖痕の解放]および[魔の破壊]によって尊厳値が0以下となっても、NPCとなることはない。ただし、このキャラを他のアクトで使用することはできない。(もちろん、そのアクトのGMが認めれば、その限りではない)