キャンペーン「ロストレクイエム」第一話・第二話「地獄の釜」「天沼矛」

先月始まったガイアの公式キャンペーン。

今回も、キャンペーンらしく各キャラの絡みが楽しそうな感じ。しかし、序盤からシナリオタイトルがかっ飛ばしてるなぁ……

あ、ちなみに公式のためネタバレにはご注意を。
今回のキャラはこんな感じー。ちなみにクラスレベルは、第二話時点のものです。

武宮大地(ファイター1/サイキック2/レジェンド2、16歳、♂)

PLは龍希氏。今キャンペーンの主人公。序盤で死亡→クエスター覚醒という王道コンボ以降、キャンペーンの中心に立ち続ける少年。昔、飛行機事故で自分だけ助かったという過去を持ち、それ以来どこか微妙に歪な正義を抱きながら生きている。*1

刃金(スカウト1/オーヴァーランダー3/リターナー1、20代?、♂)

PLはyakusi先輩。異界からニミュエより呼ばれ、ブルースフィアにやってきた戦士。しかし、その正体は、彼自身の”過去”において*2世界を救うことに失敗した武宮大地の未来の姿。過去の自分の甘い姿に苛立ちを覚えつつも、彼を守り支えながら戦う。*3

榊雪花(Wメイジ2/アルケミスト2/ホムンクルス1、16歳、♀)

PLはs/t先輩。事件調査のためメディナ魔法学院から万色学園に転校してきた少女。キャンペーンの公式NPCである榊洋一郎先生の実の妹。かつて不治の病にかかりつつも、兄の手によりホムンクルスとして復活。以来、いわゆる”日常の世界”と自分との間に線を引きながら生きている。

結崎ほたる(Bマジシャン2/フォックステイル2/アーティスト1、18歳、♀)

PLは自分。万色学園敷地内の稲荷神社の巫女にして、万色学園の女学生。実年齢で18歳の若いフォックステイル。何かしら”儀式”なるものの監視の任を追っているが、それはそれとして学生生活をエンジョイしている。神社の敷地内にある神木から啓示を受け、事件に身を投じることに。

鹿狩修(Wメイジ1/ダンピール3/ルーンナイト1、21歳、♂)

PLは山鳥先輩。アイギスのエージェントにして、奈落をその身に宿す宿命の子。折田志緒理の命により、万色学園の調査にやってくる。数学教師として学園に身をやつしつつ、夜な夜な湧き出る奈落を討伐している。



そんな感じで始まったキャンペーン。まず、第一話「地獄の釜」。

  • とりあえず、オープニングはキャンペーンらしく長めに取って、シナリオ自体はオーソドックスな軽めのもの。
  • と思いきや、一番最初のマスターシーンで壮大な伏線が張られることに。16年前の病院で一人の子供が生まれると共に、巨大な光の柱が天に昇りとかそういうの。武宮大地君の出生にはとんでもなく大きな秘密がありそうですw……まあ、話が進むにつれ、それだけでは済まされない裏設定が暴露されていくのですが、それはまた後の話。
  • とりあえず、PC間のつながりは榊先生の呼び出しという形でさっくりと済ませてしまうあたりテンポが良いな、このシナリオ。そんな感じで合流したあとは、全員で協力しながら、最近になって不穏な空気が流れる万色学園の調査をしていくという流れに。
  • その間に、日常の象徴たる国府津由宇や、学園ヒロイン*4の桃根木咲紀、GMオリジナルの笹原鈴音など、キャンペーンを飾るNPCが続々と顔見せ。あまりの多さに、少し腰が引けそうになるも、さっくりと覚えてしまったあたり中々に各キャラ個性があるんだなぁ、とか感じてみる。
  • 万色学園にまつわる”儀式”や、神木のこと、桃根木家や榊家のことなど、キャンペーンの基盤となる情報を次々と収集。第一話にはこういう土台固めという意図もあるのですな、多分。あと、第一話にして早くも奈落の使徒・シャドウの影が見え隠れ。最初は、何のことはない雑魚キャラかと思いきや……
  • まあ、適当に各キャラ絡んだりキャラ立てをしながら、シナリオの方も進行します。大地の学友である平本が、何やら剣呑な雰囲気を臭わせ始める。最初は、ただの素行不良で済んでいたものの、段々と見逃せない状況になり、という感じ。
  • 結果、奈落の誘惑に負け、シャドウ側についた平本*5が暴走。学園に結界を張り、生徒達を虐殺してマナに変換し吸収しはじめる。彼的には、どうも以前から好意を抱いていた国府津由宇が大地と仲良くしているのが気に入らず、そこをシャドウにつけこまれたようで。由宇を掻っ攫い、屋上で高笑いを上げる平本を皆で追いかけつつも、生徒を守るために戦おうという流れ。
  • 何とか前哨戦を終えて屋上へ。相手は平本とシャドウの二体。まあ、戦闘自体は誰一人死ぬことなく終わりました。印象が強かったのは、それよりもシャドウが《ガイア》を使用して退場したことか……一気に存在格が上昇。まあ、シャドウとは今後も長く絡んでいくことになるようです。


そんな感じで続く第二話「天沼矛」。

  • 最初はミドルでひたすら日常を演出するという感じ。シナリオの大半を日常演出といわれて、混乱するような人は……どうやら、この面子にはいない模様。みんな嬉々として日常を演出しておりました*6
  • 次回はGMオリジナルのシナリオで、文化祭を舞台にするという話なので、その辺を踏まえて伏線を張ったりしつつ、各キャラの描写。ほたる的には大地にアプローチしようとあぅあぅする由宇がかわいくて仕方が無い。裏でおせっかいをするキャラがこんなに楽しいとはw
  • 適当に日常に満足したら、敵さん登場。何やら奈落が大量発生して*7バトル突入。あちらこちらで発生した奈落を倒して回ることに。こういうのを見ると、やっぱり範囲攻撃って重要だなぁとしみじみ思うのです。
  • で、何やら敵は神木にありという感じで神木のところへ向かうと、神木の根元に地下への階段があって、神木は根元からごっそり倒れてるとか……


    神木がーーーっ?!!

    まあ、突然さらりと言われましたが、ほたる的には神木に結構思い入れがあるため、すこしパニックしてみたり。
  • 他のキャラのサポートもあり、気を持ち直して地下へと潜ると、巨大なシャードが鎮座していた。何でも”儀式”によって生み出されたもので、大地のシャードはこの強大なシャードの欠片に過ぎないのだとか。どうやら奈落はこれを狙っている模様。
  • シャードを奪うため、大量の奈落が押し寄せてくる。戦闘開始。何でも奈落が巨大なシャードにエンゲージしたままラウンドが終了してしまうと強制ゲームオーバーとのこと。通常の戦闘より頭を使うギミックに、一同頭をひねりつつ、こういうのが好きなPLには結構刺激的かも。ガイアの公式のこういうギミックは楽しいな。
  • 何とかシャードを守りつつ奈落を退けるも、助けに来た咲紀がシャドウの誘惑に負け、敵に。疲弊したまま咲紀との戦闘へ。まあ、こちらは向こうの加護も抑えめだったので、死人を出すことなく勝利しました。
  • 最後に倒れた神木を大地が《ガイア》で元に戻してくれたのは、ちょっと嬉しかったかな。ほたる的にはホッとしたし、何より《ガイア》は龍希氏のリソースだし。

そんなこんなで次回へ続く。次回は学園祭シナリオで、驚愕の新事実が……*8

*1:某フェイトの士郎君?

*2:もう一つの「ロストレクイエム」の世界

*3:某フェイトのアーチャー?

*4:そして、果てしなき厨キャラ

*5:ちなみにクエスター

*6:もちろん自分も

*7:シャドウの手引きなのだが

*8:主に、大地と刃金にとって