「蒼の輝石と飢えたる魔竜」

年末レポ。これで去年のレポはラスト。

遅ればせ過ぎで今更感がありますが、やらなきゃ追いつかないというのもまた一つの事実……

アリス・ローランシア(グラディウス=ウェントス=レクス、15歳、♀)

PLはkarasawa君。地方の貴族の娘だったが、一族が戦乱で滅びた後、傭兵稼業に身を投じている少女。シルトマウアー要塞で出会った将軍リーズに一目ぼれして憧れ(と、いろいろ不純な感情)を抱きつつ、偶然手に入れた蒼い宝石を彼女に贈るべく磨き続けている。

いろいろピンク色*1で、リーズを目の前にすると徹底的に他の人間が眼中に無くなる素敵娘。

”獅子を継ぐもの”ローエ(グラディウス=エルス=コロナ、19歳、♂)

PLはyakusi先輩。ブレダ国王ガイリング二世の実子の少年。LotG発売により、今回より特殊因果律『覇王の落胤』を名実共に3rdとして取得。王子として王宮内で認知されたものの、偉いヒト達のゴニョゴニョの末に地獄塔送りに。そのあまりの荒廃ぶりに、愕然とする。

PLとしてはお馴染みの感がありますね。おかげで、すんなりと絡みやすかったです。本人は後半からそれどころではなかったようですが……

レネツィアラ・フィルスミーニア(ファンタスマ=ステラ=コロナ、18歳、♀)

PLはs/t先輩。本名は長いのでレーネと呼ぶことをオススメします*2。ローエの幼馴染で、シルトマウアー要塞で彼の軍師を務めている女性。他にも、s/t先輩の持ちPCの娘だったり、NPCとして攫われヒロインの座を定着させつつあったり、まあ色々と背景のあるお方です。

こちらもPLとしては御馴染み感があります。こちらも、後半からはPC間交流どころではなかったような気がします*3

ミシェル・ロッテンマイヤー(エルス=ディアボロス=アダマス、??歳、♀)

PLは自分。アンゲリア七世教皇聖下直属のバルヴィエステ聖救世騎士で外見20歳くらいの女性。しかして、その実体は教皇の所有する“七至宝”と呼ばれる宝物*4の一つ”衣”の運び手で、その分け身を与えられた存在。以前、その”七至宝”の設定に乗っかって作ったPCの持ってたエキストラを、聖痕者にウルトラチェンジ。

教皇特使がシルトマウアー要塞くんだりまで来る理由を考えるのが面倒でしたが、まあ無難に参加できた感じがします。

ギルベルト(ウェントス=フィニス=ステラ、??歳、♂)

PLは山鳥先輩。詩や英雄譚を求めてハイデルランドを放浪する吟遊詩人。シルトマウアー要塞に新たなる英雄譚の気配を感じてやってくる。特殊因果律『放浪の詩』を取得しています。ちなみに美形。女性の扱いに手馴れているのは、フィニスだからということにしておきましょう。時折飛び出す黒発言に、今回も[闇の誘惑]が降ってました。

s/t先輩と共に参謀役をやっていて、本当に助かりました。


  • シナリオはシミュレーション仕立て。半月を1ターンとして、3ヶ月後までに要塞の防備やら民衆の忠誠度やらのステータスを上げていき、やってくる魔竜を撃退するという感じのアクト。事前に綿密なシミュレートをやってきていたs/t先輩、山鳥先輩という強力な軍師wを味方につけて、この面子に死角なしなどとほとんどお任せモードに。ま、cielx先輩の組んだシステムなんだからシビアに決まっているというか、そういう意味でも、これはシミュレーション慣れしている方に任せるのが無難と言うか、実際そうだったと言うか……ゴニョゴニョw
  • さて、その魔竜ダルグフェン様ですが、どうやら魔神メローディア様の愛娘とのこと*5。原蛇派筆頭の愛娘とくれば、さぞや混沌とした悪意を振りまいてくるかと想像しそうですが、人型をとって王宮の連中を口車に乗せてみたり、豚どもに塩田や鉱山の守りをさせていたりと、何やら随分人間くさい狡猾さを披露しておりました。
  • 一方、シルトマウアー要塞では、順調にステータスが向上し、ローエを旗印にその勢力を拡大しておりました。その合間合間でいろいろと楽しいイベントが挿入されています。大浴場でアリスの桃色空間が展開したり、ローエがリーゼンスカヤ司教に金を借りにいくと役に立つからと言ってアレな薬を渡されたり、ベル*6が薬の効果でローエに迫ったり。
    本当にシルトマウアー要塞は地獄だぜ、フゥウーハハハァー!
  • ちなみに自分のPCは、何というか波に乗り遅れて、結局それらの楽しいイベントを客観的に見ることになりました。他のPC達があまりに立ちすぎてたもので……*7。個人的には、”七至宝”絡みのイベントが1シーンあったので、割と満足です。
  • あ、あと、

    ローエとレネツィアラの間に子供が出来ました。

    詳しくは、こちらこちらをご参照ください。
  • さらに、シルトマウアー要塞が拡大すると、聖痕者が仲間になりました。どれもこれも素敵な女性キャラばかりで、まるでアリ○ソフトのようでしたが。しかし、GMのあまりの大盤振る舞いに、ダルグフェンの能力を考えると背筋が寒くなるのであります。
  • そして、ついに3ヶ月が経ち、クライマックス。ダルグフェンが大量の部下を引き連れて襲来です。こんなシステムでもなければGMの正気を疑うような強さでしたが、そこは流石にcielx先輩。ちゃんと勝てるようなバランスとなっておりました。 まあ、背筋が凍ったは凍りましたが。
  • エンディングでは、アリスの持っていた青い宝石が”七至宝”の一つだったため、それを回収しようとするミシェルへのアリスのセリフが格好よかった。ミドルのピンクイメージとのギャップがあるせいか、余計に格好よく聞こえたよ。以前のヴァネッサ*8といい、karasawa君はこういうギャップのあるキャラが得意なのか?



と言う感じで、去年のアクトはこれで終了ー。こういう感じのデータを多用するシミュレーション仕立てのシナリオは作るのが苦手なので、こういうのが出来る人は羨ましい次第。

ちなみにこのシナリオは後日談と言うか、ローエとレーネ絡みで続き物がありますが、そのレポはまた後日。すでに、yakusi先輩とs/t先輩と鶏君のブログでレポが上がっております。

*1:主に……、脳が?

*2:PL本人もそう言っております

*3:但し、ローエは除く

*4:GMのオリジナル設定満載の素敵アイテム

*5:中盤の情報収集でわかったことですが

*6:cielx先輩の持ちPC。ちなみに少女

*7:言い訳だが

*8:GoBキャンペーンの参加キャラ