宿命の交わる城 第一話「天空城の虜」(公式、ネタバレ)
先々週から始まった、シナリオ集「宿命の交わる城」のキャンペーンです。普段とは違うメンバーで、新鮮な感覚で始まったキャンペーン、スタートはかなりいい感じで切れたと思います。
公式のシナリオ集のキャンペーンなので、ネタバレにはご注意ください。
キャラクターは以下のような感じです。
香坂静(聖戦士、フォーリナー、顕現者/装着者、17歳、♂)
PLはmugen君。地球の高校生。親友の諸角一馬とツーリング中、謎の事故で界渡りをし、オリジンへと運ばれる。
悪い奴はぶっ飛ばす的な正義漢。モチベーションが高いので、パーティの牽引役として活躍。
レグルス・イスタム(光翼騎士、オリジン、ファイター、17歳、♂)
PLは龍希氏。神王エニア三世の実兄。生まれつきフレアが殆どなく、大きなフレアを内在して生まれてきた妹や、カオスフレアに対しコンプレックスを抱いている。
データ的に、カオスフレアなのは所持している聖剣の方で、レグルス自身はエキストラとのこと。
”烈地剣皇”島津日向守重朝(執行者、富嶽、ミリティア/武士、35歳、♂)
PLはGハイパー氏。富嶽示現流の達人にして、地の黄金騎兵。信長の守り役をしている。
数多の戦場を潜り抜けた、いわゆる歴戦の勇者。パーティの渋系担当。トリシラスとは、戦場で相見えたことがある、ということに。
トリシラス(星詠み、アムルタート/ネフィリム、スカベンジャー/獣鬼兵、?歳、♂)
PLは自分。ネフィリムの極秘部隊”901ADT”に所属していた、改造兵士。ネフィリムの洗脳が解けた後、放浪していたところをイルルヤンカシュに拾われる。
元ネタは某カボチャ鋏の伍長。とりあえず、戦場のトラウマを抱えたヘタレ演出を目指すことに。
このメンバーで始まったキャンペーン。事前の打ち合わせで、各々とても深い設定(もちろん自分のPCも含めて)を持った濃密なキャラとなっております。
- 各々のオープニング。静はツーリング中に謎の光に巻き込まれ、フォーリナーの王道パターンでオリジンへ界渡り。一方、オリジンでは富嶽が封印していた妖刀・羅喉丸が奪われたり、大魔道師ユルゲンスハイムがエルフェンバインやエヌマ・エリシュで大暴れしたりと、大変なことに。トリシラスもここぞとばかりにヘタレ演出を楽しむ。その後、トリシラスはユルゲンスハイムに奪われた禁書「冥界の書」を取り戻すよう、イルルヤンカシュから命を受ける。
- そうする内に、エニア三世が攫われてしまう。レグルスは、エニアの残した言葉に従い界渡りをしてきた静を探し出す。どうやらオリジンの未来は静にかかっているらしい。
- そこへ、ユルゲンスハイムの手下が襲ってきたりしたりしつつ、たまたま通りかかったトリシラスや重朝が合流。どうやら同一の目標を追っているという事で、PC達が揃ってユルゲンスハイムの天空城へ向かうことに。
- 天空城へ向かう途中、静とレグルスの年少組がダスクフレアに立ち向かうと言う状況が、トリシラス的に何かもにょるところがあるだろうな、とキャラ間で絡むシーンを提案。結果的にこれが非常においしいシーンとなりました。やはりキャラ間で絡むシーンは積極的に提案をするべきだと思った*1。
- その後、ゴスゴール山でゼノンに会ったりする。このあたりで、オリジンが常に破滅の危機に瀕しており、エニア三世の所持する「天命のタブレット」が世界を崩壊から守っているという驚愕の事実が判明*2。
- とにかく一刻も早く天空城へ、という流れに。天空城の位置は、重朝の親友が決死の調査の末に、重朝に託されていた*3。
- と、天空城へ向かう途中、トリシラスが謎の遭遇をするシーンが入る。満月をバックに、イルルヤンカシュそっくりの少女登場。ナンナルと名乗るその少女から、不思議な助言と共に火炎石×3をもらう。何やら、シナリオのキーパーソンのようだが、ここではまだ謎のまま。うーむ、気になるぜ。*4
- そうして、天空城へと辿りつくPC達。潜入後、ユルゲンスハイムとの戦闘の末、PC達はエニア三世を助け、トリシラスは奪われた「冥界の書」を取り戻す。
- しかし、ここでお約束のように城崩壊→ユルゲンスハイム復活という流れで、クライマックスの本戦へ。ここで何と、ユルゲンスハイムが巨大化して、象(=ダスクフレア)に立ち向かう蟻数匹(=PC達)みたいな面白い絵面に。まさか第一話からこんな素敵な構図になるとは、思わなかったw
- そうして、ユルゲンスハイム撃破。しかし、エニア三世はフレアの多くを失い危篤状態。その上、何やら大きな陰謀が起こっている様だ……という引きで、シナリオ終了。
うーむ、第一話からホットスタート。PC達のノリも総じて高く、期待大のキャンペーンとなりそうです。とりあえず、現時点で三話まで終了しておりますが、二、三話のレポはまた後日、と。