「神々のハードボイルド」
先週土曜日の例会で、カオスフレア卓に参加しました。
GMはmugen君。アルシャードffのWFSに掲載されているシナリオクラフトをカオスフレアに流用するという遊び。これが、丁度よくマッチングする辺り、流石というか何と言うか。
今回のテーマはハードボイルドらしい。それはそれとして、カオスフレアなのでやりたい放題やりましたけどねw
で、今回の参加メンバーは3人でした。キャラはこんな感じ。
アルカディア(聖戦士、コラプサー、キマイラ、外見16歳、♀)
PLは自分。年末までに発売されるであろう、カオスフレアのサプリにはヴァンパイアが追加されるそうです。それを見越して、先にキャラを作って、サプリが出たらデータを作り直してしまおうと画策。というわけで、プロトタイプとしてキマイラを使用してヴァンパイアのカオスフレアを作りました。
かつて、ワラキアという孤界を支配していた凶悪な吸血鬼*1。長き歴史の果てに自分の住処を失い、オリジンに渡ってくるも、ヴァン・ヘルシング(フォーリナー)に討伐され、その力の殆どを封印される。ダスクフレアと戦うときのみ封印の解除が許可され、本来の力を取り戻せる*2。
天龍皇ケツァルコァトル(執行者、コラプサー/アムルタート、エンシェント/ジェネラル、外見20歳、♀)
PLはyakusi先輩。R&Rにて追加された《龍皇》持ちのカオスフレア。そういうことで、ティアマットの直系であり、イルルヤンカシュの姉妹だが、本人は色々な事情によりそのことを隠している。
世界の全てを愛しており、大きな包容力で全人類を包み込む素敵なお姉さん。ミドルの演出から、パーティの牽引役として活躍してくれました。アルカディアの演出の支えにもなってくれたりと、本当に感謝です。
ユウキ・シスファー(星詠み、コラプサー、サクセシュア/宇宙怪獣、外見30〜40、♂)
PLはGハイパー氏。今回のシナリオで、最もハードボイルドだったナイスミドル。マルチブランチで宇宙怪獣を取得。何をするかというと、光の巨人。
最初から最後まで、超がつくほどの渋さを魅せる。が、クライマックスでは、プロパテールの加護により、皆のヒーロー光の巨人に大変身。そのギャップがいい。
- と、いうことで、今回はWFSのシナリオクラフトを使用。テーマはハード・ボイルド。とりあえず、グランドオープニングを決めようじゃないかということで、ダイスをコロコロ……
- えー、「皆の共通の妹である○○は、富嶽の忍者で、現在ニューマンハッタンにいて、彼女を始末しなければならない」という導入。
早くも、大惨事の予感しかしねぇ - とりあえずキャラを作ろうということで、ダイス神の加護により出現した導入を保留にしたまま、思い思いにキャラ作成。その結果、全員コラプサーという事態に。誰一人としてキャラが被ってないのは、さすがにカオスフレアといったところですかね。
- 何やかんやで、ダイスで決まった導入を選択。あとは、シナリオの展開に任せようということに。
- オープニング。まずは、アルカディアから。オリジンにおいてヴァン・ヘルシングに封印される回想から始まる。ここで素直にアーカードをやっても面白くないので、少しばかりツンデレ娘のキャラを出していった。その場は一応ウケたが、これは今回GMに求められているものではないと悟り*3、ツンデレキャラは裏設定として一時封印。
ここで、皆の共通の妹のキャラが大体固まってくる。名前はレイファン・ヘルシング。高名な吸血鬼ハンターであるヴァン・ヘルシングの娘で、富嶽の抜け忍。追っ手に追われているところ、父の遺言にあった森の古城に封印された「何か」に一縷の望みを掛けて、アルカディアの棺を開ける。 - 果たして復活したアルカディアはレイファンの追っ手を吸血し再起不能にするが、レイファンにもその牙を向ける。とんでもないものを甦らせてしまったと、レイファンは逃げニューマンハッタンへ。アルカディアはレイファンを吸血するために彼女のあとを追う。
……妹でも、何でも無いな。まあ、レイファンを襲うモチベーションは何とか手にいれた。ただの吸血衝動だけど。 - ケツァルコァトル(以下、ククル)はニューマンハッタンで、逃げてきたレイファンと遭遇。何かろくでもないものに追われてるレイファンに「ボクが何とかしてあげよう」と化け物(=アルカディア)を止めにニューマンハッタンの入り口へ。入り口でアルカディアとククルが対峙。アルカディアはククルに説得(?)され、とりあえずむやみに暴れることはやめ同行することに。
- ユウキは、ヴァン・ヘルシングと親交があったことに。ヘルシング教授が死の際にユウキに遺言を託す。その内容はPLもGMも分からないものだったが、何かしらレイファンを追うモチベーションを獲得したことにする。彼もまた、ニューマンハッタンへ。しかし、そこでレイファンと出会ったユウキは、レイファンと謎の仮面の男を目撃し、得体の知れない気配を感じる。
- その後、ハードボイルドには付き物のバーで、3人が合流。どうにもレイファンの様子がおかしいことをユウキから聞き、とりあえずレイファンを探すため3人協力することに。
- ここから、少し記憶が曖昧に……orz
大筋としては、レイファンの行方を調査していると、ニューマンハッタンで起こっている不審な事件が浮き出てきて、その背後に謎の仮面の男の存在が感知されたといった流れだったかな。 - 途中、情報収集イベントでエニア3世が仮面の男に誘拐されるというサプライズもありつつ、レイファンと仮面の男を追って、街外れの研究所へ。
- そうして、クライマックス。バベルストーンを目に埋め込んだ仮面の男と対決。災厄系プロミネンスの大盤振る舞いの後、戦闘開始。アルカディアが異形丸出しだったり、ククルが龍皇軍を召喚したり、ユウキが光の巨人に変身したりと、ミドルの渋さを吹き飛ばすようなカオスぶりを発揮。まあ、仕様がないよね、こればっかりはw
3人だったので、少々苦戦したような感覚があったけど、何とか勝利。 - エンディングは、どのPCもテーマ通り渋くきめて終了。何とかハードボイルドにはなった……かな?
少し記憶が曖昧で、ちょっとミドルの展開を忘れてしまった……
しかし、シナリオクラフトの使用は十分機能していた感じがします。面白かったので、気が向いたら自分もやってみようかな。